令和6年4月の役員改選において、釧路地区サッカー協会会長に再任され、責任ある立場に身の引き締まる思いです。微力ながらサッカーの普及発展のため努力を重ねてまいりますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。
さて、アフターコロナから1年余りが経過し、協会関係者・会員の皆様のご尽力により様々なシーンにおいて正常化が認められます。一方、地域の急激な人口減少と高齢化・少子化等の影響による選手の減少をなんとしてもディフェンスしなければなりません。女子サッカーの普及・発展やシニアサッカーなど老若男女のプレーヤーの増加、ご家族や地域の皆様が安心してサッカーを楽しめる環境づくりが必要です。
Jリーグが2026年からシーズンを移行し開幕時期を2月から8月に変更することに伴い、道内自治体がJクラブの開幕前の夏キャンプ実施に期待を寄せています。釧路市は、記録的猛暑となった昨夏でも市中心部の最高気温は30度以上の真夏日がなく冷涼な気候で、1995年に横浜フリューゲルスが夏季合宿を行った実績はありますが、キャンプ地として真の脚光を浴びるためには天然芝や人工芝のサッカー専用グラウンドが必要です。自治体の本気度を期待しつつサッカー施設整備拡充の働きかけを進めたいところです。
本年7月のパリオリンピックでは予選を通じてチーム一丸となって成長し、アジアチャンピオンとなったU-23の日本代表が金メダルを目指しており、その活躍が楽しみです。
釧路地区サッカー協会も解決しなければならない課題が山積しておりますが、発展を目指し一致団結して対応して行く所存です。皆様、今後ともより一層のご支援・ご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。
〈KFAの理念〉
サッカーを通して釧路に「育てる」・「勝つ」・「楽しむ」ことができる環境を共につくり、心身の健全な発達とスポーツ文化の醸成に貢献する。
2024年5月7日
釧路地区サッカー協会 第7代会長
三森 敏司
昭和33年4月 釧路地区サッカー協会設立